2021/11/04 21:27

やっぱり工場で作るのは嫌だ



こちらの記事はセナノランジェリーディレクター/良(リョウ)によって書かれています。セナノランジェリーはセナと良とスタッフにて経営しています。





senanoLINGERIEの製品は全てセナとスタッフにより手作りされています。




お客さまの注文を受け

レースを裁断し

レースに端始末をし

クロッチなど別布を裁断、端始末をし

ストラップやアンダーゴムなどを裁断し

エイトカンなど服資材を集めて

最後に製品として縫製しています




これは非常に作業効率が悪いです。

たくさん作れませんし、

速くも作れません。



中国の工場で作られた他社製品の方が圧倒的に安く、速く、仕上がりもきれいです。

良もセナも元々は企業のアパレルデザイナーだった為、工場で生産する良さもよく知っています。




「ではなぜセナノランジェリーが手作りにこだわるのか」



それは製品に載せる想いを大切にしているからです。

自分たちがデザインしたものを、直接お客さまに手渡したい。



ぼくたちの手で触り、触れて、気持ちを込めて手作りしたものを、

途中で工場を挟むことなく、

直接販売したい。


この想いに尽きます。




正直言って、

利益を考えれば工業生産する方が圧倒的に効率的でしょう。

事業規模ももっとスピーディに拡大できたでしょう。




けどねー

なんかねー

ぼく、

やっぱり工場で作るのはなんか嫌なんですよね!笑



お母さんのご飯て旨いじゃないですか

おばあちゃんのご飯もめっちゃ旨いっしょ?

ぼくたちの作ったランジェリーも旨いんすよ!




要は気持ちだと思うんです。

ぼくは人は幸せになるために生まれてきたと思ってるんです。

気持ちを満たすために生きてる。

だから気持ちを最優先するのは至極当然なことだと思うんです。




工業生産を否定してるわけではないんです。

でもぼくたちが届けたい気持ちは手作りじゃないと届かないと思う。




実際に国内外の工場も直接現地に赴き、その空気感や人々の顔も見てきました。 


なんか幸せそうに見えなかった。


効率を重視するために大量に出る端切れ

終業のブザーがなった途端、ロボットのように帰って行く工員さん


なんか寂しくなっちゃいまして、

それからぼくたちは企業を退職、独立し今に至ります。






ぼくたちの製品に不思議なハッピーレビューが多いのも、

お母さんの飯が旨いのと同じで

シンプルに気持ち込めて作ってるからなんだろなー。

ハッピーレビューについては過去ブログを参照くださいだから“DAILY”






いつも嬉しいご報告をありがとうございます。

ぼくたちの励みになっています。

愛を込めて。

senanoLINGERIE 良(リョウ)